お客様を大切にする姿勢が印象的(茨城日立久慈漁港/大貫丸)
2002.6.9

客の気持ちがわかっている船長 今回の取材を、本当に気持ち良いものにしてくれたのが、船長の大貫重雄氏とその奥様。 お客様を大切にする姿勢が本当に印象的であった。まず、取材の申し入れから当日までの電話・メールでのやりとりは、迅速かつ丁寧で、沖上がり後の真水での洗顔や、船前テントでの昼食サービス、ポイントカードによる特典など、お客が何を求めているかを知り尽くしているようだ。

ねじりハチマキでちょっと強面(本物はもっと2枚目)だが、優しい口調で楽しい会話をしてくれる。乗船客も常連さんが多いせいか、船長を含めて皆友達同士のように仲良くなっている。これは、船長と奥様が顧客サービスに対して誠心誠意行ってきた、その証しなのだろう。

サービスばかりでは、もちろん客は集まらない。船長の趣味は「釣らせること」。潮回りの際の微調整は真剣そのもである。この日は根魚のムラソイ狙いであったが、水深が3〜7mの浅場であったため、ポイントに着いてから50cm微調整を繰り返す。下の写真のように、め一杯良型のムラソイと黒メバルを釣らせてくれた(私はヒラメまで釣ってしまった)。ありがと〜 船長ーっ!

漁師ではなく、船宿というサービス業をしっかりと営んでいる大貫丸さんに是非乗船してみてください。皆さんも、大貫船長のファンになってしまうかも!

  
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